エントリーモデルのスペック
まずは、エントリーモデルスペックについてのおさらいしてみましょう。
- CPU:1.1GHzデュアルコアIntel Core Mプロセッサ(Turbo Boost使用時最大2.4GHz)、4MB共有L3キャッシュ
- メモリ:8GB 1,600MHz LPDDR3オンボードメモリ
- 256GB:PCIeベースオンボードフラッシュストレージ
エントリーモデルとその他のモデルの違いがあるのは、フラッシュストレージが512GBになるか、CPUが1.2GHzもしくは1.3GHzになるかということですね。
あくまでもサブマシンとしての位置づけ
実際エントリーモデルのスペックだけみるとかなり心もとないと言わざるをえないですよね。なので、バリバリこのマシンで動画編集をしたり、色々なアプリを駆使して仕事をしようとする人には向いていません。
ぼくの使い方としては、今まで外にまで持ち運んでいた15インチ「MacBook Pro」を自宅に据え置くことにして、この12インチ「MacBook」を外出用として使っています。
基本外出先でも時間があればブログを書くので、ブログを書く環境だけはしっかりと整えておき、それ以外のアプリなどは極力インストールもしないようにしています。
ちなみに、すでにたくさんCPUのベンチマークはほこのモデルとの比較を含めて出ているので以下の記事を参照してもらって、簡単に調べられるフラッシュストレージのベンチマークを載せておきます。
BlackMagicの「Blackmagic Disk Speed Test」というアプリで計測しましたが、平均するとWriteで450Mbps、Readで700Mbpsぐらいでしょうか。何回か計測しているとWrite/Readとも速度が落ちる時があるのですが、概ねこんなところですね。
実際の使ってみてのパフォーマンス
さて、では外出先でブログを書いている時の動作はどうかといいますと、文字入力に関しては全く問題ないです。まぁこれは当然ですが、ほかにも画像のちょっとした編集などについては、たくさんの写真を扱わなければストレスを感じることは少ないですね。
ただし、色々なアプリを立ち上げて作業をしていると、やっぱりちょっとしたレスポンスの遅さは気になってきますね。人によってはこの部分がイライラの元になったりするかもしれません。Safariとかもなんかワンテンポ遅れるようなことは出てきます。
対処法というわけではないですが、個人的には使い終わったアプリはすぐに終了させて、極力常駐しているアプリを減らすことを意識しています。そして、SafariやChromeなんかのブラウザもたまに起動しなおしたりしてています。
どこでも My Macで自宅のMacを操る!
もうひとつ、ぼくがよくやっているやり方を紹介したいと思います。それは「どこでも My Mac」を使って自宅にある15インチ「MacBook Pro」を操作しちゃうというやり方ですね。
モバイルの回線状態などにもよりますが、これなら、12インチ「MacBook」ではできないようなちょっと重い作業は15インチ「MacBook Pro」にやらせることができるので便利なんですよね。
12インチ「MacBook」はコントローラーとしての機能だけなので、問題になるのは回線速度だけです。もちろん多少の表示ラグというのを感じるかもしれませんが、ひとつのやり方として十分ありだと思っています。