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Ableton Liveの元開発者が制作した新DAW「Bitwig Studio」遂に発表!

長い間噂されていたBitwig社のDAW「Bitwig Studio」が遂に発表されました。




始めに思い切って言ってしまうと、これはもー「Black Live」。さらに思い切って言ってしまえば、長らくAbleton Liveの新バージョンリリースが無かった今、Ableton Liveの新バージョンとでも言ってしまっても良い位そっくりです。

それもそのはず、Bitwig社はAbleton Liveの元開発者が立ち上げたソフトウェア・デベロッパーなのです。では、「Bitwig Studio」のスクリーンショットが多数公開されているので、ちょっと見て行きましょう。

Mixer clip launcher
まずこちらAbleton Liveで言うところのセッションビューに当たる「clip launcher」画面。ここで気になるのは中央右側にあるセンドトラックでしょうか?ここにクリップが挿入されています。センドトラックエフェクトを、クリップでコントロールできるのでしょうか。

Arranger clip launcher
こちらは「Arranger clip launcher」画面。Ableton Liveで言うところの、セッションビューと、アレンジメントビューを同時に表示しています。これは良いですね。よく見ると「clip launcher」部分のクリップに波形表示がされています。音の視認性が高まります。

Per note automations
ピアノロール画面です。ノート1音毎にオートメーションが書けるようです。細かい作りこみが容易に可能になりそうです。ここで気になるのは曲線のオートメーション書けるかどうかですが・・・書けなそうですね。

World class sound devices
各種デバイス画面です。気になるのは「E Kick」「E Snare」「E Hihat」「E clap」。1つのドラムシンセとしてではなく、それぞれを音を切り分けてデバイスになっているのは、音を弄り倒す人には嬉しいかもしれません。(少なくとも個人的には嬉しい!)

Real time time stretching
"Real-time time stretching"です。Ableton Liveのタイムストレッチは品質があまり良くないと言われたりしますが(個人的にはAbleton Liveの音質には満足しています)、「Bitwig Studio」タイムストレッチはどうなのでしょうか。

Metadata based browser
"Metadata-based browser"。Ableton Liveのブラウザーは個人的には少々使いづらいです。「Bitwig Studio」のブラザーは痒い所に手が届くでしょうか。

Simultaneous multitrack editing
"Simultaneous multitrack editing"。これは地味に嬉しい機能!マルチトラックでピアノロールを同時表示しエディットできます。

そして更に、
Features coming after the 1 0 release
LAN経由でジャムセッションや、インターネットを介し、複数人で別々の場所から同時に作曲ができたり、Max for Liveの様なモジュラーシステムの搭載も計画されているようです。

気になるリリース時期、価格は現在未定です。これからベータテストに入るようなので、夏位にリリースされるのではないかと希望的観測。

それとコントローラー等はどうなるのでしょう?AKAI APC等を流用できるでしょうか。流用できるといいですね!個人的には、Touchableの様なiPadアプリなどがあるとさらに嬉しいです。

しかし、どうしても「Ableton Live」と比較してしてしまいますね~。