通常のユーザー設定では問題なし
前回Consumer Reportsが行った「MacBook Pro(Late 2016)」のバッテリーテストは、ブラウザのキャッシュをオフにするSafariの開発用設定を使った状態でテストをしていたそうです。
これはユーザーが実際に使用する設定ではなく、実際の利用状況を反映したものではありませんとAppleは述べています。
この開発者用の設定を使った状態だと断続的にバグが発生し、不定期にリロードされる状態になってしまうそうで、ラボでも一貫性のない結果になったそうです。
これをもとに、Consumer Reportsに通常のユーザーが使う状態で再テストを依頼したところ、期待したとおりのバッテリー持続時間を記録したと報告があったそうです。なお、今回見つかったバグについても修正をしたとのこと。
ちなみに、Consumer Reportsが行うノートPCのバッテリーテストでは、ブラウザのキャッシュをオフにしてテストするそうです。これはローカルにキャッシュされたページに頼るのではなく、システムが新たに読み込むことで一貫性のある結果を集めることができるとしています。
とりあえずバッテリー持続時間にばらつきがあった問題はSafariの開発用設定にあるキャッシュにあったようで、通常のユーザーでは基本的に問題はないようです。
また、バグの修正についてもPublic beta版がリリースされている「macOS Sierra 10.12.3」で提供されるそうです。