まずは来週からプレビュー
Appleは6年前に独自の「マップ」アプリの提供を開始しましたが、不十分なデータなどの理由でTim Cook CEOが謝罪し、サードパーティ製のアプリを推奨するといったことになりましたが、それ以降改善のために開発を続け、2015年から自動車による独自データなどの収集などを開始していました。
今回の新しいバージョンの「マップ」アプリは、デザインに大きな変更はないものの、その独自のデータを使うことで、より詳細な道路情報や歩行者情報、公園や野球場、バスケットボールコートなどのスポーツエリアなどがより正確に表示されるようになるそうです。
また、これにより検索結果がより適切になり、ナビゲーション機能も改善されるとのことです。
この新しいバージョンの「マップ」アプリは、まず来週プレビューされる予定で、カリフォルニア州のベイエリアだけが対象となりますが、来年にはアメリカ各地で使えるようになっていくとのことです。
日本では先日自動車を使った地図データの収集を開始したばかりなので、この新しいバージョンが使えるようになるには時間がかかりそうですが、Appleとしてはかなりのリソースを割いてるようなのでさらなる改善が期待できそうですね。