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アナリストらが「iPhone 5」需要低迷説に反論

CNET Japanによると、先日から報道されている「iPhone 5」の部品発注削減については、需要低迷のせいではないとアナリストらが反論していると伝えています。

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Sterne AgeeのアナリストShaw Wu氏は、確かに部品の発注は減っているが、これは「歩留まりの大幅な改善による部品の生産量減少やサプライヤーのシフト」が理由だとしていて、「iPhone 5」の需要は堅調に維持しているとしています。

Robert W. Baird & Co.のアナリストWilliam Power氏も同様の見解で、「需要を示す大半の指標は依然として有望だ」としています。

さらに、J.P. MorganのアナリストMark Moskowitz氏も、これらの情報を「よくある雑音」と表しているそうです。

この「iPhone 5」の部品発注削減については、日本経済新聞やウォール・ストリート・ジャーナルなどが報じていて、その要因が需要低迷ではないかとされていましたが、部品の発注削減は需要低迷ではなく、逆に生産性の向上によるものなのかもしれませんね。

なお、maclalala2さんの記事によると、日経が報じた6500万というディスプレイパネルの発注台数についても疑問があるようですね。

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