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Apple、イギリスでのサムスンに関する謝罪声明を修正

投稿時間2012.11.05
CNET Japanによると、Appleは、イギリスの公式サイトサイトに掲載していた、サムスンに関する「謝罪」声明を修正し再掲載したと伝えています。

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これは当初掲載した声明が「虚偽」で「不正確」だとするイギリス控訴院の判断を受けたものだそうで、Appleは公式サイト上で当初の声明が裁判所の命令に従っていなかったことを認めているとしています。

また、先週新聞各紙に謝罪文を掲載していて、今回の修正した声明もそれと同様のものだとしています。なお、声明は以下のようになっているそうです。
2012年7月9日、イングランド・ウェールズ高等法院は、英国サムスン電子の「GALAXY」タブレットコンピュータ、すなわち「GALAXY Tab 10.1」「GALAXY Tab 8.9」「Galaxy Tab 7.7」について、これらがAppleの登録意匠No.0000181607-0001を侵害していないとの判断を下した。同高等法院が発表した判決文の全文は、次のリンク先www.bailii.org/ew/cases/EWHC/Patents/2012/1882.htmlで参照できる。この訴訟判決は、欧州連合(EU)全体で効力を有するもので、2012年10月18日に英国控訴院による支持を受けた。英国控訴院による判決文は、次のリンク先www.bailii.org/ew/cases/EWCA/Civ/2012/1339.htmlで参照できる。この登録意匠について有効な販売差し止め命令は、欧州のいかなる場所においても存在しない。
やはり、前回掲載されたものでは問題があったという事ですね。前回の声明はサイト上でも非常に見つけづらく、どちらかというとAppleの主張の方が多く割かれていた印象だったので、裁判所から警告を受けていたようです。

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