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Foxconnの労働環境はいまだに改善せず!?

日本経済新聞によると、Appleの製品を受託生産するFoxconnの中国工場での労働環境が、同社は改善したと主張するが、実際には残業やノルマが厳しく、改善が進まない実態が明らかになったと伝えています。

Foxconn logo
 
Foxconnの深セン工場(広東省)で2010年に起きた10人以上の従業員の飛び降り自殺を受け、アメリカ公正労働協会が2012年はじめに立ち入り検査し、長時間労働などの違法行為を指摘していたが、6月に従業員の暴動があったFoxconnの成都工場の従業員は「勤務内容に変化はないよ」と語っているとしています。

中国では20歳前後の若者らを中心に休暇を望む声が広がっており、残業やノルマの厳しさに不満を募らせているとしていて、コスト削減などを理由に労働環境の改善が進まなければ、暴動などが発生する温床となり、好調な業績が続くAppleにとって大きなリスクとなりそうだとしています。

Foxconnについては、先ほどの記事にもあったようにストライキが噂されたり、暴動が起きるなど従業員の不満が溜まっていることは確かなようです。

Appleはティム・クックCEOがこの問題について力を入れているように見えますが、なかなか現場レベルでは改善がされていないのかもしれないですね。

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