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Foxconnの工場で採用が再開されたのは、「iPhone 5」の作り直し向けの要員だった!?

投稿時間2013.05.08
EMSOneは、中国紙「華夏時報」によると、Foxconnが「iPhone」を生産する主力工場の中国河南省鄭州工場で4月中旬に採用を再開したのは、新型「iPhone」や、現行モデル「iPhone 5」の新規受注ではなく、Appleから作り直しを命じられた500万台に上る「iPhone 5」の生産向けの要員だったと伝えています。

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以前の記事でもお伝えしたように、Appleは不良品の「iPhone 5」を500万台を返品したとしていましたが、Foxconnでは2013年4月初旬の清明節休暇明けから、「iPhone」や関連部品を生産する広東省深セン、鄭州、山西省太原の3つの生産拠点の操業を全面的に停止し、問題の洗い出しを進め、4月15日から生産を再開していたそうです。

Foxconnは2月から採用を凍結していて、その後の採用の再開となったので「iPhone 5S」向けだと思われていましたが、大量にAppleから返品された「iPhone 5」の作り直しに向けた要員だった可能性があるそうです。

なお、Foxconnのスポークスマン邢治平氏は「製造業の業務フローを理解している人間であれば、不良がここまで膨らむのを放置する工場が存在しえないことは分かるはずだ」と述べていて、返品の噂を否定しているそうです。

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