軽くなりより耳への負担が減った印象
以前にAfterShokzの骨伝導ワイヤレスヘッドフォン「TREKZ TITANIUM」のレビューを書きましたが、今回の「TREKZ AIR」はその新モデルで、より軽量化されていることがポイントです。
まずは本体をチェックです。ヘッドバンド部分は高耐久と柔軟性を兼ね備えたチタニウムが採用されていて、軽量化のためにコントローラー部分が小さくなっています。
「TREKZ TITANIUM」と「TREKZ AIR」比べてみるともう一目瞭然ですね。約半分くらいになっていて、約20%軽量化され約30gとなっています。
小型化されたため、ボリュームボタンや充電用のUSBコネクタはかなりギチギチですが、ボタンが押しづらいといったことはありません。また、左耳側の横にはマルチボタンがあり、再生/一時停止・スキップ等の操作が可能です。
さらに、本体にはデュアルノイズキャンセルマイクが搭載されていて、iPhoneで電話などをすることができます。
なお、スペックとしてはバッテリー駆動時間は約6時間、充電時間は2時間、IP55の防水規格、Bluetooth ver.4.2となっています。
実際に装着してみました。前のモデルでも十分軽いとは思っていたのですが、「TREKZ AIR」の方が耳への負担が減った印象があります。これは長い時間聴いていると余計に感じることですね。
また、骨伝導ということで、耳の穴が完全に空いていて周辺の音を聴きながら音楽を楽しめるというのが一番の特徴ですね。
実際にiPhoneとペアリングしてしばらく音楽を聴いてみましたが、ヴォーカルが入ったものなどはキレイに聴こえて、全体的にバランスが取れていると思います。
なお、あまり小さな音すぎるとちょっと迫力不足な感がありますが、ある程度ボリュームを出すと全体のバランスが安定する感じです。
ただ、骨伝導という方式のため、どうしても一般的なイヤホンなどに比べると音漏れは大きいと思うので、電車内など人が多いと気になってしまいますが、ランニングや作業中などにはかなりいいと思います。
なお、価格は19,310円となっていて、同梱品として耳栓・microUSB ケーブル(充電用) ・専用ポーチ・取り扱い説明書がついています。