骨伝導ワイヤレスヘッドフォン
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まずは同梱品のチェックから!ヘッドフォン本体のほかに、充電のためのUSBケーブル、調整バンド、耳栓、専用ポーチがセットになっています。
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ヘッドフォン本体はネックバンドタイプですね。素材はチタニウムを使い、それをラバーコーティングしていて、100,000回以上の耐久テストにも合格しているそうです。
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ネック部分にはボリュームボタンと充電用のUSBコネクタがあります。本体にはデュアルノイズキャンセルマイクが搭載されているので、iPhoneで電話などをすることができます。
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耳の近くに当たる部分にはマルチボタンがあり、再生/一時停止・スキップ等の操作が可能です。
スペックとしては、IP55の防水規格で連続再生時間は6時間、重さは約36g、Bluetooth 4.1でマルチポイント接続にも対応となっています。
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さて、ぼくは骨伝導のものを試すのはほぼ初めてなのですが、装着方法がちょっと変わっていて、上記の画像のようになります。フィットする部分を探す感じになりましたが、耳の穴が完全に空いていて周りの音が聴こえるようになっています。
一般的なイヤホンの場合、音は耳の穴から外耳、鼓膜へと伝わり、内耳の聴覚を担当する蝸牛から聴神経へと音が伝わっていきますが、この骨伝導の場合は骨から蝸牛、そして聴神経へと伝わっていくので耳を塞がずに音楽を聴くことできます。
ちなみにこの骨伝導技術は特許を取得済みとのことです。
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一般のイヤホンで聴く感じとは最初ちょっと変わった感じがあったのですが、個人的にはすぐに慣れました。何より周りの音が聴こえるので、ランニングや移動、ちょっとした作業中などにはかなりいいなと感じました。
注意したい点としては、どうしても音漏れは一般的なイヤホンより多いと思います。混雑した電車内などでは気になるかもしれません。
また、音質としては高音質というわけではなくちょっと迫力不足かなとは思ったのですが、音量をしっかりだすとバランスがよくなります。このあたりは音漏れとの兼ね合いだったりしますが、一番のポイントは耳への負担が少ないので長く装着していても疲れづらいところではないでしょうか。
なお、カラーは「オーシャンブルー・アイビーグリーン・ストレートグレー・ピンク」の4色、価格は15,800円(税抜き)となっています。