極めて造りが精巧にできたバンパー・ケース
今回サンプルを提供していただいた「The Dimple」のカラーは「iPhone 6s」にあわせてローズゴールドにしてもらいました。
「The Dimple」の特徴の一つとしては、専用のネジなどを使うことなく装着ができるところで、パーツを見るとこの4つだけです。
取付方法は両サイドと上部を組み立てたあとに「iPhone 6s」を滑らせるように装着します。
あとは下のパーツとカチッとはめ込むという形になります。ただ、本当にぴったりに作られているため、個人的には装着に苦労しました。横からグッと押すところがポイントでしょうか。
ただ、一回装着してしまえば上記の写真のようにとにかく一体感がスゴイです。この造り込みにはさすがに驚きました。
ボリュームボタンやスイッチ部分も押しづらいということもありません。
ヘッドフォンジャックやLightningポート部分をみてもギリギリになっています。これを切り出すのは相当な技術なのではないかと思います。
カメラの部分がバンパーに少しかかるのですが、そこも丸くぴったりハマるように削られています。
「iPhone 6s」全体を金属で覆われているため、メーカーが発表している注意書きにもあるとおり電波劣化が起きます。電波のいいところでは気になることはありませんでしたが、Wi-Fiはアンテナピクトが一つ減ったりする時がありました。
そこを気にするかしないかは個人差があると思うので、評価としては難しいのですが、それよりもやはりこの精巧に造られたところがスゴイですし、重さも約17gなので特に重たくなったという感じはしません。
「The Dimple」は、価格が54,000円(税込)ということでそう簡単に手にできる製品ではないとは思いますが、iPhoneの薄さと出来る限り保持しつつ、人とはちょっと違うケースを付けてみたいというコダワリがある人にはオススメしたい製品ですね。