価格を抑えつつ機能はそのまま
まずは同梱品のチェックですが、パッド型スタンド型ともにワイヤレス充電器本体のほかに、QC3.0対応のUSB充電器とmicro-USB充電ケーブルが付属しています。
このQC3.0対応のUSB充電器とmicro-USB充電ケーブルが付属しているところがポイントで、別途ケーブルなどを購入する必要がなく、すぐに使えて性能を100%発揮することができます。
ワイヤレス充電器本体を見ていきたいと思いますが、すでにベルキンから見た目がほぼ同じモデルが発売されているので、見たことある方も多いんじゃないかと思います。
今回の発売されたのは「スタンダード」モデルで、最大10W、iPhoneなら7.5Wの急速充電できるという機能を維持したまま、コストダウンをしてリーズナブルな価格になっています。ちなみに従来のモデルは「プレミアム」モデルという形になるそうです。
価格はAmazonで「BOOST↑UP ワイヤレス充電パッド」が3,582円、「BOOST↑UP ワイヤレス充電スタンド」が4,482円と競合してるメーカーよりトータルで安いくらいの価格設定になっています。
実際にiPhone XSとiPhone XS Maxをのせて充電してみましたが、もちろん問題なく充電できます。スタンド型は角度がついているので、通知が来たときなどに画面を見るだけでFace IDが解除できるので便利です。
また、スタンド型の方は横置きもすることができるので、充電をしながら動画視聴といった使い方もできます。
パッド型の方には「AirPods(第2世代)」を置くことで充電されます。こんな使い方もいいですね。
「スタンダード」モデルと「プレミアム」の違い
この「スタンダード」モデル、機能としてはiPhoneを最大7.5W、Galaxyを最大9Wで充電できたりと申し分ないわけですが、どのあたりが既存の「プレミアム」モデルと変わっているのかを見ていこうと思います。
まずはパッド型の方ですが、滑り止めのため既存モデルが表面がラバー素材なのに対して、新モデルは外側にのみラバーを配置し、それ以外の部分はプラスチック製となっています。
これはスタンド型も同様で、既存モデルは内側すべてがラバー素材なのに対して、新モデルはスタンド部分にのみラバー素材が使われ、それ以外の部分はプラスチック製となっています。
そのほかにも、充電ステータスを示すLEDライトが2個から1個に減っていたりします。
ただ、こういった変更などはあるものの、パッド型・スタンド型ともに安っぽさも特に感じることはなく品質的に全く問題ないと思います。
ちなみに、パッド型の方で真ん中にコインを置いた状態で充電が止まるかをチェックしてみましたが、最初は充電が開始されるものの、その後コインを検知をしてオレンジのLEDランプが付いてしっかり充電が止まりました。
価格でも勝負をしてきたベルキン
ベルキンといえばデザインや品質は間違いないんだけど、少し価格が高いという印象を思っている人が多いんじゃないかと思いますが、今回のワイヤレス充電器2機種は価格でも勝負してきたという感じですね。
実際にワイヤレス充電器は使い始めると非常に便利で複数の場所に置きたくなったりするので、まだ体験したことない方はもちろんのこと、すでに持っている方も2台目などで価格が安くなった今回の「スタンダード」モデルを選択するというのはいいと思います。
なお、カラーはそれぞれホワイトとブラックがあります。
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