筐体は「iPod touch(第6世代)」と同じ
まずは同梱品のチェックですが、「iPod touch(第7世代)」本体のほかに、Lightningケーブル(USB-A)、イヤホンの「Apple EarPods」、取扱説明書などとなっています。
ディスプレイは4インチのRetinaディスプレイを搭載しています。
筐体として「iPod touch(第6世代)」と同じなので、いまではちょっと珍しくもある3.5mmヘッドフォンジャックがあります。付属の「Apple EarPods」をそのまま挿すことができますね。
カメラもそのまま8メガピクセルとなっています。
ホームボタンはTouch IDは搭載されておらず、□のマークがあるのがちょっと懐かしい感じもします。
ベンチマークテストでは意外な結果も
「Geekbench 4」でベンチマークを計測してみたところ、シングルコアスコアが"2715"、マルチコアスコアが"4697"となっていて、同じA10 Fusionチップを搭載した「iPhone 7」と比較するとスコアだいぶ低くなっているのがわかります。
そこでCPUのクロック周波数を調べると、iPhone 7が2.34GHzに対して「iPod touch(第7世代)」は1.64GHzとなっているので、クロック数が抑えられているようです。
4年ぶりのアップデートでiPod touchが復活
「iPod touch」の今後はどうなるのか心配でしたが、約4年ぶりとなるアップデートがあったのでまずは一安心ですね。
クロック数は抑えられているものの、A10 Fusionチップを搭載したので「iOS 13」以降へのアップデートはもちろんのこと、Apple Musicなどの既存サービス、そして今年秋にはじまるゲームのサブスクリプションサービス「Apple Arcade」にも対応するのでまだまだ楽しめるデバイスになりそうです。
なお、価格が21,800円からでカラーラインナップは「スペースグレイ・ゴールド、シルバー、ピンク、ブルー、(PRODUCT)RED」の6色となっています。また、動画でもレビューをしているので参考にしてみてください。