帰ってきた「MacBook Air」
今回購入したのはスペースグレイでメモリを16GB、SSDを512GBにそれぞれアップグレードしたモデルです。ちなみにこのスペックはApple Store店頭でUltimateモデルとして在庫があるモデルとなっています。
まずは外観レビューということで、やはり「MacBook Air」といえばこのくさび形のデザインですね。
MacBookやMacBook Proと違い先端に向かって薄くなっていくこのデザインはやはりかっこいいです。
8年ぶりの刷新ということで、搭載ポートも変化して左側に「Thunderbolt 3」ポートが2つ。
右側には3.5mmイヤホンジャックだけという仕様に変わりました。iPhoneやiPad Proにはイヤホンジャックはなくなりましたが、Macシリーズでは引き続き搭載されています。
そしてこの新型から「MacBook Air」もAppleロゴが光らなくなりました。実は大きな変更だったりします。
RetinaディスプレイやTouch IDを搭載
つづいて「MacBook Air」を開いてみるとまたいろいろ変わったところが見えてきます。
なんといってもまずはRetinaディスプレイを搭載したことが最大の変更ですが。ベゼル部分も薄くなり「MacBook Pro」などと同じようになりました。
ちなみにディスプレイの解像度は13インチMacBook Proと同じ「2,560 x 1,600ピクセル」ですが、輝度は300ニト(MacBook Proは500ニト)、色域はフルsRGB(MacBook ProはP3)までと違いがあります。
そして、「Touch ID」の搭載もかなり嬉しいところですし、Touch Barではなくファンクションキーがあるというのも嬉しい人が多いんじゃないでしょうか。
個人的にもTouch Barは余り使う機会がないのでこれでいいんじゃないかなと思ったりしています。
また、トラックパッドは「感圧タッチトラックパッド」になり広めに設計されていて、キーボードは第3世代バタフライキーボードとなっています。
13インチMacBook Proと比較
13インチ「MacBook Pro(2018)」の上に「MacBook Air(2018)」を置いて比べてみました。サイズ感としてはほぼ一緒ですが、「Thunderbolt 3」ポートのいちがだいぶ違いますね。
先端部分の違いは上の写真をみると一目瞭然ですが、「MacBook Air(2018)」がかなり薄いのがわかると思います。
「MacBook Air(2018)」重さを測ってみると1.236kgでした。13インチ「MacBook Pro(2018)」は1.37kgなので約140gほどの違いですかね。
数日使ってみての印象
さて、発売日にApple Storeで購入したのですでに数日使っているのですが、搭載されているCPUが「Intel Core i5-8210Y」でTDPが7Wなので少しパワー不足を心配していたものの、特にブログを書くといったケースでは全く問題ないですね。
写真を一気にたくさん現像したり、4Kの動画をガシガシ編集したりするという作業をするには非力かもしれませんが、数枚の画像を編集したり、テキストを書いたりすることにおいてはストレスを感じることはありませんでした。
ちなみに、本体の重さは13インチ「MacBook Pro(2018)」と約140gしか変わりませんが、同梱している電源アダプタも「MacBook Air(2018)」は30Wの小型のものなので持ち運ぶときに電源アダプタも持っていく人はさらに軽量化になると思います。