Apple Watchには見えないそのデザイン
「It was an Apple Watch それはアップルウォッチだった」と展示台に書かれている通り、このケースを装着した「Apple Watch」はかなりの高級感で、ちょっと「Apple Watch」には見えない雰囲気を出しています。
それでは「THE WATCH」をじっくり見ていきたいと思います。ケース自体は「Apple Watch」全体を覆うようになっていますが、ゴツくなったり大きくなったという印象はあまりなかったです。
「Apple Watch Sport」と並べてみましたが、そんなに大きくなった印象はないと思います。そして、「THE WATCH」の方がやっぱりグッとしまった感じがしますね。
リューズの部分は少し覆われる部分が多くなっているのですが、操作的に困るほどのものでもありませんでした。なお、サイドボタンについてはあまり使わないことからフラットになっていますが、押すことは問題なくできます。
この「THE WATCH」自体は4本のネジだけで止まっているので、着脱は簡単だそうです。また、裏にはシリアル番号の代わりとして、完成した日付が秒単位までレーザー刻印されています。サポートを受ける場合はこの番号を伝えることでユーザーを特定することができるそうです。
そしてもう一つ注目なのが、この革のベルトで、非常に質感が高いです。このベルトは「THE WATCH」のための専用設計になっていて、ハンドメイドで作られています。まさに高級時計にふさわしいといえると思います。
元々は「Apple Watch」はどれも同じに見えるというところから、違いが出せる高級志向のケースとして「THE WATCH」は開発されたようですが、その質感は圧倒的でした。
価格は38mmモデルが324,000円、42mmモデルが345,600円とかなりの高額で、もちろんこれに「Apple Watch」がないとダメなのですが、高級時計を買うという感覚であれば、人によっては十分選択肢のひとつになるではないでしょうか。
なお、注文は受注生産で約1〜2ヶ月かかかるそうです。また、伊勢丹新宿メンズ館では、2016年6月14日まで「THE WATCH」の展示と実際に装着できるフィッティングもできるそうです。一度近くに行った際には実物を見てみることをオススメします。