「IIJmio」のSIMカード「BIC SIM」は、ビックカメラが「IIJmio」のサービスをオリジナルブランドとして展開しているものです。購入もしやすいというのと、公衆無線LANサービス「Wi2 300」も無料で使えるというので選びました。
パッケージの中には、SIMカードとSTART PASSが入っていてます。START PASSは最初のセットアップに必要で、コチラから行います。
セットアップ自体はサイトの案内どおり入力すれば問題ないです。なお、登録にはクレジットカードが必要です。
ちなみにプランは月額900円で、2GBのクーポンがついてくる「データ通信専用SIM ミニマムスタンダードプラン」です。とりあえず試してみたいということで選びました。また、データプランなら利用開始日の翌月末まで使えば解除料などもかからないのはいいですね。
まずはSIMフリーモデルの「iPad Air 2」にSIMを挿します。SIMはnano-SIMを選べば、「iPad Air 2」「iPhone 6 Plus」両方で使えます。
MVONのSIMを使う場合、SIMカードを挿しただけではネットワークにつなぐことができません。なので、「IIJmio」が提供している「APN構成プロファイル」をインストールします。
「APN構成プロファイル」をインストールする際にはWi-Fiなどについ内でおいてください。このプロファイルをインストールすることでテザリングも可能になります。
最初は「docomo 3G」の表記になっていますが、しばらくすると「docomo LTE」になります。これでセットアップは完了です。
スピードテストをしてみると、下りで10Mbps以上をコンスタントに出すなど高速に通信することが確認できました。もちろんこのプランだと2GBまでで、それ以降は200kbpsに制限されます。ちなみに7GBのプランでも月額2,560円(税抜)で使えます。
さらに、「IIJmioクーポンスイッチ」アプリを使うと、クーポン(高速通信できる容量)のオン/オフが可能で、利用量の詳細を見ながらコントロールすることが可能です。容量の少ないプランでもこれを駆使すれば効果的に使えて便利です。
次に「iPhone 6 Plus」に同じSIMを入れてみました。まずは「iPad Air 2」の時と同様に「APN構成プロファイル」をインストールします。
ここで注目なのは、「iPad Air 2」のときには表示されていたアンテナのピクトグラムが「iPhone 6 Plus」では表示されないのです。「音声通話機能付きSIM」や「データ通信専用SIM」でもSMSオプションをつければ表示されるようですが、通話機能のあたりに何かここを制御しているものがあるのでしょうか。
もちろんこの表示が出ていなくても圏内であればインターネットの接続が可能です。スピードテストでも問題ない速度が出ていると思います。もちろんテザリングもできます!
「iPhone 6」や「iPhone 6 Plus」で「IIJmio」のSIMを使う場合は、「音声通話機能付きSIM」を使う人も多いと思いますが、MNPにも対応していて、月額1,600円(税抜)から使えるというのはかなり魅力的ですね。(※音声機能付きSIMは最低利用期間と解除料があります。詳しくはコチラ)
データ通信速度も問題なく、価格も安いこともあり「IIJmio」などのMVNOが非常に盛り上がっていますが、様々な選択肢が出てくることで、既存のキャリアの通信料なども下がってくるまでになってきて欲しいですね。
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