鰹だしと山椒の相性が抜群
今回は「麻辣」風のしゃぶしゃぶ鍋という事前情報を聞いていたので辛いことを覚悟できたのですが、実際にお鍋が到着するとものすごくいい香りの鰹だしベースに豚のひき肉が入ったしゃぶしゃぶ鍋でした。
そこに投入するのはチンゲン菜やネギなどの野菜としゃぶしゃぶ用の豚肉ですね。
この日用意していただいたのはスペインのガリシア産の豚肉でした。非常に美しい!
さて、しゃぶしゃぶ鍋の方には野菜を投入し豚肉をしゃぶしゃぶして、胡麻ダレやポン酢等いただくわけですが、今回の試食はちょっとここからが違います。
今回用意されたのが、一味唐辛子と山椒。辛味は一味唐辛子でお好み調節しつつですが、山椒はこの鰹だしにバッチリあってめちゃくちゃ美味しかったです。
山椒は和山椒が使われていて、その場で振りかけるので香りも豊かで完全にクセになる味でしたね。
途中で味が薄くなることもあり、お湯とかえしで味を調整するも最初の香りが甦えらない・・・みんなで色々話し合いを重ね、最初にはいっていた鰹出汁を追加してもらうと見事に復活!
山椒の香りがインパクトありなのですが、そのベースはやはり鰹だしにあったようで、このあと一層肉が進んだのはいうまでもありません。
締めはどうする?
たっぷりとしゃぶしゃぶを堪能したあと、やはり締めをどうするかがポイントですよね。
まずは「豚組しゃぶ庵」ではおなじみの中華麺を投入。
ここにお好みでまた山椒や一味唐辛子などを加えていただきます。鰹出汁ベースに野菜と豚肉の旨味が溶け出しているので、美味しくないわけがありません。間違いない締めの一品!
ただ、今回の試食会はここでは終わらず、もうひとつの締めとして考えているメニューがあるのでいかがでしょう?との提案。
お腹はだいぶいっぱいになっているものの、もちろん断る理由はありませんでした。
もうひとつの締めは、豆腐をいれて水溶き片栗粉を投入してあんかけの出来上がり。
それをご飯に乗っけていただきます。うん、この締めも間違いない。本当に濃厚で美味しいです。
最初から最後まで飽きることなく堪能しまくりましたが、この鍋の名前は何になるのかまだ決まってないようなんです。個人的には「鰹だしと山椒香る豚そぼろ入りしゃぶしゃぶ鍋」という名前が思いついたのですがどうでしょう?
なお、このメニューは6月頃からスタート予定とのことなので、お楽しみに!!