勝間和代さんの2018年に買ってよかったガジェット5選
このイベントは、ネタフルのKogreさんがインプレスのできるネットでメルカリの連載「俺のメルカリ」をやっていることがきっかけで、メルカリとの共催イベントを開催する事になったそうです。そしてゲストには勝間和代さんが登壇しました。
最初のセッションでは「勝間和代さんの2018年に買ってよかったガジェット5選」。
第5位は「Amazon Fire 8 タブレット(第7世代)以降」。Kindleの本の読み上げで使っているそうで、今までの端末はダメだったけどやっと実用的になってきたそうです。ちなみに音質は悪いので、カスタムイヤモニを使っているそうです。
第4位は「シャープ超音波ウォッシャー」で、食べこぼしたあとすぐに使うと汚れが落ちるのはもちろんのこと、時間が経ったものでも実用レベルで薄くなるので便利だそうです。
第3位は「Oculus GO」で、これは主に家で「VRカタン」をやるためとNetflixを見るために使っているそうです。
第2位は「パナソニックホームベーカリーSD-MDX100-W」で、勝間さんはこれでパンを作っているのでパン屋さんには行かないそうで、そのぐらいクオリティの高いパンが作れるとのこと。
また、1度に一斤しか焼けなかったり発酵時間があるため、家では2台体制で使っているそうです。
そして1位は「山のようなアンドロイドタブレット」。勝間さんは今年iPhoneやiPadの利用をやめて乗り換えたそうで、主な理由はSimejiの音声入力を使うためだそうで、Simejiは句読点などのしっかり音声入力ができるところが気に入ってるそうです。
#俺たちのメルカリ トークセッション
つづいて、行われたのは「#俺たちのメルカリ トークセッション」。メルカリの使い方や疑問などを答えていくという形で行われました。
「おじさんの持っている商品で売れ筋とかある?」
新刊の本はすぐ売れるそうで、「メルカリ読書ハック」として新刊の本を買った直後にメルカリに出品すると話題の本ならすぐ売れるので、すぐに読み切ることで積読をなくすという方法が紹介されていました。
実際にコグレさんもこの方法で、最近最後まで本を読んでなかったのが一気に読んでしまったそうです。やはりすぐに発送しなければならないと思うことが本を読む動機にもつながるようです。
また、充電器やバッテリーも売れやすいそうで、例えばMacの充電器でもMagSafeのやつはよく売れるそうです。自分は不要になったとしてもそれを必要な人がいるというのが出品する上でもひとつポイントなきがしました。
そして、個人的に興味深いデータだったのが、メルカリでの「iPhone」の人気モデルと平均取引額というもので、「iPhone XS」が出た2018年9月のデータでは「iPhone 6」「iPhone 6s」が全体の半分を占めていたそうです。
また、Plusシリーズはあまり売れていないということもデータとしてあったそうです。
さらにビックリしたのは、ヒビの入った「iPhone X」でも69,000円で売れたとこもあるそうで、Appleで下取りに出すより遥かに高く売れるといったこともあるようです。
「メルカリをやりたくてもクレーム事象などが起きたらと思うとなかなか手を出せない」
誰でも最初は不安があるものですが、メルカリでは初心者の方向けの機能やトラブルを防ぐエスクローの決済の仕組み、補償などもあるので、安心して取引を行って欲しいと答えていました。
その中で具体的に出品するときに値下げ交渉をされたら面倒だったりする人向けに最近「オファー機能」が追加されたそうです。これを使えばコメントのやり取りではなく、指定された価格でOKかNOかだけを選ぶだけでいいのでより手軽になったそうです。
ちなみに、値下げ交渉が嫌な場合は最初から説明欄に「お値下げはできません」と書いておいたり、コメントで値下げ交渉されても「値下げには対応できないです」とはっきりいってもまったく問題はないようです。
それでも出品するのに疑問がある場合、11月12日から追加された「AIチャットボット」という新機能があるそうで、質問に対してAIがすぐに回答してくれるのでちょっとした疑問はすぐに解決してくれるそうです。
そして、2018年中には「初心者向け取引メッセージガイド」機能も追加されたそうです。これは取引画面に応じて送るメッセージ内容をガイドしてくれるので、自分で考えることなくより手軽に出品などができるようになるようです。
そもそも出品から梱包・発送が面倒そう
梱包や発送が面倒と思う人向けには、「らくらく/ゆうゆうメルカリ便」を紹介していて、宛名書きも不要で送料も安く、匿名で配送できるので現在出品されているものでも取引は「らくらく/ゆうゆうメルカリ便」に限定している人が増えているそうです。
また、梱包素材をあらかじめ準備しておくと安心できるというのもあるようです。
売れやすい時間はある?
メルカリの売れる時間については、22時が最も売れるそうです。もちろんアイテムによってこの時間は変わったりするそうで、主婦向けのものは昼間に売れることが多かったり、ゲームなどは深夜1時に売れることが多いとのこと。
また、面白かったのはキャリア決済の上限金額がリセットされる毎月1日の0時台は高い商品が売れる傾向があるそうです。
そうだったんだ!メルカリの面白データ3選
最初のデータでは、2018年11月にメルカリの累計流通総額が1兆円を突破したことが紹介されました。グラフを見ると特にこの1年間で一気に伸びているのがわかると思います。
2つめの「2018年最も取引されているブランドランキング」では、買われているものも、売られているものも、1位ユニクロ、2位ナイキ、3位アディダス、4位アップルとここまでは一緒だそうです。
3つめの「2018年検索急上昇ワードラインキング」では、1位が「アルミ玉」だったこともなかなか面白いデータでした。
そして、このセクションの最後に2018年中にWeb/iOS版で出品画像が4〜10枚に増える新機能が搭載されることが発表されました。今までもっと商品の細かいところまで枚数の制限で撮れなかったのがこれでだいぶ解決できると思います。
なお、Andrid版については2019年2月にリリースする予定だそうです。
推計総額37兆円以上!かくれ資産とは?
最後のコーナーでは、「自宅に眠るかくれ資産」をテーマにした調査内容の報告で、自宅内の不用品の二次流通価格の総額が日本全体で37兆円以上あることが紹介されていました。
国民一人あたりでは28万1,277円のかくれ資産がある計算となり、年齢別のデータとしては、40代だと男性の方がかくれ資産を持っているといったデータがあるようです。
まとめ
最初にも書いたように個人的にメルカリはまだやったことがないのですが、こういった様々なデータをみるとメルカリの市場という垣間見えて、かなり面白いですね。
実際使うにあたっては、初心者にも使いやすいような設計もしっかり整えられているので、最初の出品・取引というハードルを超えると一気にハマるような気がします。
また、イベント後の懇親会でコグレさんが、自分のいらないものを出品してメルカリでも売れなかった場合は捨てるという流れにしていて、一度メルカリに出すことで最終的に処分するきっかけにもなるということを話していたのが、みんな真似ができそうだなと思ってとても印象的でした。