6年ぶりのモデルチェンジ
「ScanSnap iX1500」は、「iX500」の後継機種となり6年ぶりのモデルチェンジとなりましたが、カラーリングも白になり、リビングに置いても威圧感がないデザインに変わりました。
そして、ハードウェア上で一番大きな変更は4.3インチのタッチパネルが搭載されたことで、スワイプとタッチの操作だけで直感的にやりたいことができるようになったことが大きな特徴です。
また、給紙カバー・スタッカーもワンアクションで引き出すことができるように設計されているので、使うときにガチャガチャとしなくていいことも特徴で、A4サイズより大きな原稿も2つ折りにしてスキャンできるようになっています。
ほかにも、Wi-Fiが5GHz帯に対応したり、スキャン開始までの時間も高速化されているので、起動してすぐに使えるようになっています。
学習機能を搭載した新しいソフトウェア「Scan Snap Home」
今回の「ScanSnap iX1500」とともに、設定から管理・活用までをすべてアシストしてくれ、「学習機能」を搭載したまったく新しいソフトウェア「Scan Snap Home」も発表しました。
「ScanSnap iX1500」の設定画面では、用途に合わせてアイコンを登録して本体に反映させることが可能です。
「Scan Snap Home」は「ScanSnap iX1500」を購入した場合、4ライセンスが付属されるので、ユーザーごとにアイコンの色を分けたりすることができます。
そして、データ整理をアシストしてくれる機能としては、自動でファイル名を生成してくれたり、学習機能によりファイル名修正をアシストしてくれたり、抽出データの修正もアシストしてくれます。
さらに、JPGEやPDFなど保存形式に関わらず、全文検索ができるので、スキャンしたあとの活用という意味でも便利に使えます。
クラウドサービスへの直接連携も可能で、アイコンに登録しておけば、スキャンしたものをそのまま指定のクラウドサービスにアップロードすることもできます。
なお、今までのソフトウェアはすべて「ScanSnap Home」に統合されることになり、iX500、iX500 Sansan Edition、iX100、SV600、S1300i、S1100でも利用することができ、これらの機種を使っているユーザーには1ライセンスが提供されるそうです。
発売は2018年10月12日
発売は2018年10月12日で受注はすでに開始されていて、価格はオープン価格となりますが、PFUダイレクトでは「iX500」と同じ48,000円(税込51,840円)となります。
「ScanSnap iX1500」は、今までのPCの周辺機器としての位置づけではなく、ひとつ進んで家電のように誰でも使えるのが一番の大きなポイントとなりそうです。