家のすみずみまでWi-Fiネットワークが広がるメッシュネットワーク
今回発表された新ブランド「AirStation connect」には、親機となるトライバンドルーター「WTR-M2133HP」と専用中継機「WEM-1266」の組み合わせとなっていて、独自のメッシュ機能で家中すみずみまでWi-Fiネットワークを広げられる製品となっています。
バッファローでは、メッシュネットワークを構築して端末を接続したときに、複数の通信経路をシミュレートしてより最適なバンドを選択してくれるようになっているそうです。
他社のメッシュ製品と比較しても中継機を複数接続しても速度の減衰が少なく、1階と3階でもほとんど速度が落ちないとアピールしていました。実際にデモでは、同じ環境で再生した4K動画(80Mbps)が他のメッシュ製品に比べてスムーズに再生されていました。
また、Wi-Fi製品で一番手間となるセットアップについては「connectアプリ」のガイドに従っていくだけで設定できるようになっていて、アプリ上で、つながっているすべてのデバイスや接続状況をチェックできたり、中継機がパフォーマンスを発揮できる置き場所かを教えてくれます。
「AirStation connect」は、すでに発売されている「WTR-M2133HPシリーズ」の場合ソフトウェア・アップデートでメッシュが有効になり、その他にすでに2台の中継機が設定されたセット製品「スターターキット」、親機単体、専用中継機単体が販売されています。
プレゼンテーションのあとに行われた質疑応答では、「このメッシュネットワークを使うにあたって、どのくらいの家の広さを想定しているか?」という質問があり、「100平米、一戸建てなら3階建てを想定している」と答えていました。
また、「他社のメッシュネットワークと接続できるか?」という質問には、「各社メッシュ部分の技術は公開していないのでできない」と答えていました。
製品発表のあとにはトークセッションも行われ、インテリア実例共有サイトRoomClipの川本太郎さん、Macお宝鑑定団のdanboさん、家電ライターの石井和美さんにバッファローの2人が登壇しWi-Fiルーターの話を中心に様々な意見が飛び出していました。
その中でも、今までのWi-Fiルーターは家の中では隠したいものとして扱われていて、実際にRoomClipにどうオシャレに隠すかという投稿がたくさんあることが紹介されていました。
バッファローとしては今回そういった点などを考慮して暮らしに馴染むことをテーマに「AirStation connect」をデザインをしたそうで、いろいろな色も含めて検討していたことを明らかにしていました。