3月15日で最後ということもあり、連日その姿を写真に残したいと思った人達が改札やホームで写真を撮影している光景が広がっています。
とにかく東急東横線渋谷駅の最後をひと目見ようとする人、もちろん普通に利用する人も含めものすごい人。
このホームに入線してくる電車も最後ということで、昼の時点では電車が渋谷駅に到着するたびに多くの人がその姿を写真に納めていました。
ホームには、「85年分のありがとう 東横線渋谷駅」というバナーが掲載されていました。
東横線渋谷駅を使ってる人ならお馴染みの電光掲示板も見納めです。
電車が到着すると、たくさんの人が下りてきて、ここが重要な拠点であることを再認識させられます。
「3.16 SAT. 東急東横線・東京メトロ副都心線 相互直通運転START!」というバナーも多く掲載されていました。
乗り入れ先となる東京メトロ「副都心線」の改札にはすでに東横線のための電光掲示板が用意されています。
夜に再び渋谷を訪れると、マスコミ関係者が最後を報道しようと準備を始めていました。
昼よりも人が増えている駅のホームでは、警備員が大幅に増員され、立ち止まることもできないほどになっていました。
この時間には本当に多くの人が駅にいる状態で、改めて最後の時が近づいてきていて、なにかものすごく悲しい気分になりました。
入った入場券には特別に「さようなら東横渋谷駅」のスタンプが押してもらえました。これは一生の記念になります。
こういった「歴史の終わり」という時に立ち会えることはなかなか無いことなので、非常に感傷的な気持ちになってしまいました。85年という、ほとんどの人が生まれる前からあったということになりますが、渋谷のひとつの大事なピースが無くなってしまうようで、悲しいですね。
3月16日の始発からは東横線は地下5Fの東京メトロ副都心線駅に到着することになり、新たな都心の大動脈のひとつとして生まれ変わります。
ありがとう、東急東横線渋谷駅!
レポート
85年の歴史に幕・東急東横線渋谷駅の最後の日
東急東横線は、2013年3月16日の始発電車から東京メトロ「副都心線」との相互直通運転が開始されます。
いつもはApple関連の情報をお届けしていますが、今回は相互直通運転により3月15日の終電で85年の歴史に幕を閉じた東急東横線渋谷駅に行ってきましたので、そのことについて書きたいと思います。
いつもはApple関連の情報をお届けしていますが、今回は相互直通運転により3月15日の終電で85年の歴史に幕を閉じた東急東横線渋谷駅に行ってきましたので、そのことについて書きたいと思います。