まずは「iRig MIX」を紹介します。いわるるDJミキサーですが、びっくりする程サイズが小さく軽いです。バックに入れて簡単に持ち運ぶことができます。
5VDCの低電力で動作するので、iOSデバイス用のバッテリー・パックやノートパソコンのUSBなどから電力供給して動作させることが出来ます。iPhone、iPadと、iRig Mixを常にバックに仕込んでおけば、いつでもどこでもDJプレイが可能になるわけです!
iRig Mixで特に気に入ったのは、縦フェーダーです。
筺体のサイズが小さい割に、かなりフェーダーが長く、適度な重みもあり、繊細なMIXができます。同じようにクロスフェーダーも適度な重みがあり良い質感です。
ただ豪快なフェーダーワークをすると、筺体が軽いため勢い余ってぶっ飛んでしまいますので、その場合はiRig Mixを固定するなどの工夫が必要そうです。
EQはTREBLEとBASSの2バンド。欲を言えば3バンド欲しいところですが、この筐体サイズでしっかりとしたEQが有るだけでも贅沢な内容です。
続いて「DJ Rig for iPhone」を紹介します。正直、iPhoneでDJingができるのは衝撃です。一昔前ならDJセットを揃えるだけで10万以上は軽くしましたし、ドカンと部屋のスペースを取るわけですからね。それが¥450円でポケットに入ってしまう。ホント凄いです。テクノロジー万歳!
「こんなアプリでDJmixできるのかよ?」と思うユーザーの方もいるでしょう。出来ちゃうんです!iPhoneと、DJ Rig 、iRig Mix、そしてテクニックがあれば、プロDJに負けない位のものはできます!若干テクニック不足ではありますが、私がDJmixをしてみたたので御覧ください。
ちなみに、このmixで使われている私の楽曲はBeatPort等で販売してますので、是非チェックしてみて下さい。
そして「DJ Rig for iPad」の紹介です。当たり前ですが、iPhoneより画面の大きいiPadは操作がしやすいです。iPad版は、LOOPや、FX、CUE、PADS等が強化されています。特に私が気に入ったのが、PADSです。
アサイン可能な9つのパッド(内蔵サンプラー)、各パッドで3つの再生方法と、ボリューム、ピッチの調整が可能。さらにiPadのマイクを使ってサンプリングした音声をアサインできたり、PCのサンプルをアサインすることも可能です。
PADSを使って、通常のDJmixよりも更にクリエイティブな表現が可能になるわけです!そんな訳で、PADSや、FX等を使ってLIVE演奏をしてみたので御覧ください。
いかがですか?「スクラッチが下手!」ほっといてください・・・できませんから(笑)。でもどうです?通常のDJプレイよりも、より表現豊かではなかったでしょうか?
しかも専用の機材を揃えた訳ではなくiPadとDJ Rigだけで!!凄い!!またまた宣伝で恐縮ですが、こちらの動画で使われた楽曲は2013年にRUNE RECORDINGSからリリース予定ですので、チェックをよろしくお願いします。
これで、いつでもどこでもDJingができますね・・・が、しかし重要なものが足りません。それはオーディオ・システムです。野外、例えばバーベキュー等、DJingでみんなを盛り上げたいですよね。
しかし家のオーディオ・システム一式持ち出すなんて流石に無謀。そこで私がお薦めしたいのが「RV-NB70-B」です。
これ乾電池で駆動します。しかもかなりの重低音!私は1世代前のモデルを持っていたのですが、音質もなかなか良く、クラブミュージックにはぴったりです。
iRig Mixのマスターアウトを、「RV-NB70-B」のAUX入力にすればOK!野外の時iRig Mixは、iOSデバイス用のバッテリー・パック等で給電すれば、電源に困ることはありません。勿論iPad、iPhoneはフル充電して行きましょう。
さ~みなさんも「iRig MIX」と「DJ Rig」でLet's Party!!!
DJ Rig
カテゴリ: ミュージック
価格: ¥450
DJ Rig for iPad
カテゴリ: ミュージック
価格: ¥1,700
レビュー
IK Multimediaの「iRig Mix」とiOSアプリ「DJ Rig」を試す
今回、IK Multimediaさんに「iRig Mix」をお借りすることが出来たので、iPhoneとiPadアプリでリリースされている「DJ Rig」と合わせて使用感のレビューをしたいと思います。
Written by Kawatin