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MM総研:2015年通期の国内携帯電話出荷台数調査の結果を発表 – 出荷台数1位は4年連続Apple

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MM総研は、2015年通期の国内携帯電話端末の出荷台数調査結果を発表していて、総出荷台数は前年比6.6%減の3,577万台となり、2012年から4年連続で減少となったと発表しています。

出荷台数1位はApple、シェアは41.9%

2015年度のメーカー別出荷台数シェア1位はAppleで2012年度以降4年連続1位をシェアでも41.9%を獲得。スマートフォン出荷台数のシェアでは52.5%となったそうです。

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ただ、Appleは日本でiPhoneを発売開始した2008年以降、6年連続で増加し続けてきたが、2015年度は僅かながら初のマイナス成長となったとのことです。この要因は携帯料金タスクフォースの議論により、大手キャリアによる過剰なインセンティブ施策が制限された結果だと分析しています。

MM総研では、2016年度の総出荷台数も前年比割れを予想していて、今後2,3年のスマートフォン市場は大手キャリア端末の減少傾向が続くことが懸念されと考えているようです。その中で期待できる分野としてSIMフリースマートフォンの存在をあげています。

相変わらず日本国内ではAppleがシェア1位ということになっていますが、やはり前年比からマイナスとなっているようです。これはMM総研の分析の通り過剰なインセンティブ施策の制限と、「iPhone 6s」シリーズへのスイッチが例年に比べて起こらなかったからかなと思います。