実質0円の販売方法にも一部見直しを進める方向
この問題については、安倍総理大臣の指示を受けた総務省のタスクフォースが携帯料金の値下げを検討しているなかで議論となっていて、キャッシュバックの元手はすでに加入している利用者の通信料金であり、不公平だという指摘があることから、ドコモはこの販売方法を廃止するとのことです。
また、乗り換える利用者に対した実質0円で販売する方法についても一部見なおして不公平感を解消したいとしているとのこと。
かなり前から過剰なキャッシュバックによる乗り換え優遇については問題になっていたので、それが是正される方向に行くことは悪く無いとは思います。
ただ一方で、キャッシュバックや実質0円などの販売方法などにより今まで高いスマートフォンが売れていたという事実もあり、これがなくなることで一時的に中価格帯などのスマートフォンの人気は高まるということがあるかもしれませんが、全体的な販売台数が落ち込む可能性もありますね。
過剰なキャッシュバックなどによるユーザーの引き抜き合戦による不公平感は絶対的に良くはないと思いますが、ソフトバンクとKDDIがこれに追随してさらに競争がなくなるという自体になるのも非常に危険なような気がします。
また、本当にこれで通信料金がしっかり下がるのかにも注目しないといけませんね。
(via:気になる、記になる…さん)