IntelのCPU次第で32GBメモリが搭載可能に?
King-Chi Kuo氏によると、フルモデルチェンジをした製品は価格を高く設定する傾向があり、その翌年に発売するモデルについては全体的に値下げされる傾向にあることを指摘していて、今回の「MacBook」シリーズについても同様になるのではないかと予測しています。
また、来年の「MacBook Pro」に、Intelの新型プロセッサ「Cannon Lake」が搭載されれば、既存のCPUより15〜25%消費電力が低い「LPDDR 4」メモリが搭載可能になることから、32GB RAMの搭載が可能になるとしています。
ただ、「Cannon Lake」の生産が遅れた場合は、「Coffee Lake」プロセッサが搭載され、その場合は現行モデルと同じ「LPDDR 3」メモリになるので、16GB RAMまでになるだろうとしています。
まだ「MacBook Pro (Late 2016)」シリーズが発売されたばかりで、いきなり来年のモデルには32GB RAMがといわれても…という気がしますが、これはIntelのCPUの出荷状況や採用されるプロセッサによって何とも言えないところがあるとは思います。
価格については確かに、フルモデルチェンジした製品は高くなる傾向というのはあるので、値下げについては来年になれば考えられると思います。
なお、32GB RAMの搭載については、今回の「MacBook Pro (Late 2016)」シリーズでは消費電力が大きくなりすぎることから搭載が見送ったことをPhil Schiller氏が明らかにしていました。