長期契約ユーザーに割引や通信データ量の上乗せ
これは、総務省が指摘する「長期利用者への還元が手薄」とい批判に応える形で、ソフトバンクは契約から一定期間が過ぎた利用者を対象に、月々の通信料を割り引いたり通信データ量を上乗せしたりする案を検討しているとのこと。
また、KDDIは、契約から5年過ぎると毎月使えるデータ容量を増やす還元策を打ち出しているそうで、田中孝司社長は「長期割引きが問題となっており、検討しないといけない」と述べた一方で「料金だけでは(他社に)追いつかれる」とも語っているそうです。
なお、先行しているドコモも新たに値引き額の増額や長期割り適用の前倒しなどを打ち出すとしています。
今までは新規ユーザーの奪い合い、MNPによるキャリア間の引き抜きが料金的にかなり優遇されてきていましたが、長期契約ユーザーにこういった還元があるのは健全なことなのかなと思います。