Apple Pay以外でもNFCが利用可能に?
NFCチップへのアクセスを完全に解放することで、ホテルのドアのキーや交通機関など、「Apple Pay」以外でも利用することを考えているそうです。
Appleは「iOS 11」から「CoreNFC」のフレームワークを提供していて、RFIDタグをアプリで読み込むことができるようになりましたが、書き込みをサポートしておらず、さらに「NFC API」はアプリを立ち上げた状態でないと使えないという欠点があるので、用途がかなり限定されている状況です。
「iOS 12」ではこのあたりの問題が解消されて、非接触端末の近くに置かれると自動的に起動するような形になるとのことで、すでにAppleの本社キャンパス内では使われているそうです。
今までの「iPhone」はせっかくNFCが搭載されていながら、本当に「Apple Pay」以外で使う用途がなかった状態でしたが、「iOS 12」でここが完全に解放されると、利用の幅が圧倒的に広がるのでかなり便利になるのではないでしょうか。
(via 9to5Mac)