供給を増やすために決断?
「iPhone X」の供給不足については「Face ID」のために必要な、ドットプロジェクタがボトルネックになってるそうで、生産担当していたLG Innotekとシャープのドットプロジェクタは、一時製造した約20%しか使用できない状態だったそうです。
このため情報筋によるとAppleは、使用可能なドットプロジェクタの数を増やし生産を加速させるために「Face ID」の仕様のいくつかを緩和したそうで、結果、完成したモジュールをテストする時間も短くなったとのこと。
なお、この新しい仕様でどのくらい精度が落ちるかはわからないが、「Touch ID」の精度よりもはるかに高いだろうとしています。
Appleは「iPhone X」の予約を10月27日午後4時1分から開始し、11月3日に発売する予定となっていますが、かなり量産段階で苦労はしているようですね。ただ、発売日にApple Storeでフリー在庫を用意するとも発表しているので、一時の状況から好転してきているのかもしれません。