投資額は数年間で1兆円を超える
Appleから2018年に発売する「iPhone」から有機ELパネルを採用する方針を伝えられたため供給体制整えることになり、この新工場は2017年末にも稼働をさせる見込みだそうで、投資額は数年間で1兆円を超える見通しだとしています。
中小型の有機ELパネルはサムスン電子が世界シェアの9割以上を占めていて、LGディスプレイとしては供給能力を増やさなければサムスンがAppleの有機EL需要の大半を取り込む可能があるため、大規模な増産投資をすることになったようです。
現在の「iPhone」などのApple製品にはシャープやジャパンディスプレイのパネルも使われていますが、さすがに両社にこれだけの規模の投資ができそうになさそうなので、有機ELパネルへの以降が進んだ場合、サムスンとLGディスプレイに一気に受注を取られてしまうかもしれないですね。