iOS 10.2の新機能
「iOS 10.2」には TV App(米国のみ)を含めた新機能が導入され、複数のビデオ視聴用Appに存在するTV番組および映画に一か所でアクセスできるようになりました。
また、絵文字は細部に至るまで美しく見えるようにデザインが変更され、新しい顔、食べ物、動物、スポーツ、職業を含んだ100個以上の新しい文字が追加されているとのこと。さらに、このアップデートには安定性の改善およびバグの修正も含まれていて、詳しい新機能や変更点は以下のようになっています。
TV
- “次はこちら”を使用して、現在視聴中の映画や番組を確認したり、途中まで見ていたものの続きから再開することが可能
- “今すぐ再生”で、おすすめの新作映画やTV番組を入手
- Storeで新しいAppや最新のiTunesリリースを見つけましょう
- iTunesで購入およびレンタルしたものは“ライブラリ”に表示されます
絵文字
- 細部に至るまで美しく見えるようデザインを変更
- 新しい顔、食べ物、動物、スポーツ、職業を含んだ100個以上の新しい文字を追加
写真
- Live Photosの安定性を改善し、より高速なフレームレートを実現
- “ピープル”アルバムで、同一人物の写っている類似の写真の分類の正確性を向上
- “メモリー”でスクリーンショット、ホワイトボード、レシートなどの写真からメモリーを作成してしまう問題を修正
- iPhone 7 Plusで、カメラロールから戻ったときにズームインしたままになっている問題を修正
- サポートするデジタルカメラのRAW形式を追加
メッセージ
- 新しい“ハート”と“お祝い”のスクリーンエフェクトを追加
- メッセージでキーボードが表示されない問題を修正
ミュージック
- “再生中”の画面を上にスワイプして、“シャッフル”、“リピート”、“次はこちら”に簡単にアクセスできるようになりました
- “ライブラリ”でプレイリスト、アルバム、曲の並び替え順を選択可能
News
- あとで読むようにした記事が“Saved”に表示されるようになりました
- 購読の登録をしたチャンネルからの有料記事が“For You”で専用の場所に表示されるようになりました
- 次の記事に移動するのが簡単になりました。左にスワイプするか、“Next Story”をタップします
メール
- “移動”シートが、メッセージの移動後もそのまま残っている問題を修正
- 長押しでコピー&ペーストがうまく行えない問題を修正
- スレッドを削除したあと、間違ったメッセージが選択されてしまう問題を修正
アクセシビリティ
- VoiceOverにBraillePen14のサポートを追加
- VoiceOverで、点字表が予期せず切り替わってしまう問題を修正
- Siriの高品質音声がVoiceOverで使用できない問題を修正
- VoiceOverのユーザがリストの項目を再整理することができない問題を修正
- “スイッチコントロール”で留守番電話を削除できない問題を修正
その他の改善および修正
- カーテン/ブラインド、人の検知、動き、ドア/窓、煙、一酸化炭素、水漏れセンサーなどを含むHomeKitアクセサリ用の通知のサポートを追加
- HomeKitアクセサリ用のファームウェア・アップデートがある時の通知のサポートを追加
- 他社製のアクセサリとのBluetoothのパフォーマンスおよび接続を改善
- FaceTimeに参加している人がぼやけて見える問題を修正
- FaceTime通話で、縦横比および画面の向きが間違って見える問題を修正
- Visual Voicemailの再生を完了できない問題を修正
- Safariのリーダーで、記事が空白のページで開いてしまう問題を修正
- Safariのリーディングリストで記事を既読にすると、Safariが予期せず終了してしまう問題を修正
このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
アップデートは設定アプリから「一般>ソフトウェアアップデート」から、もしくはiOSデバイスをMacに接続してiTunesからアップデートすることも可能です。