「LiveWedge」はHDMI4系統の入力が可能なオーディオ・ビデオスイッチャーで、操作は本体の物理ボタンに加えてiPadアプリからの操作も可能となっています。
iPadではプレビューを見ながら操作が可能になっていて、カット・ミックス・ワイプ、ピクチャー・イン・ピクチャー(PinP)、クロマキーのエフェクト操作が可能です。なお、本体で操作できるのはカット・ミックス・ワイプのみとなります。
Live配信機能は「LIVEShell PRO」相当で720/30pのHDライブ配信と映像のスイッチングを1台で完結でき、配信先はUstream、ニコニコ生放送、YouTube Live、さらには自ら設置したサーバーへの配信も可能です。
SDカードスロットも搭載されていて、映像素材や画像素材をSDカードから再生して組み込む事が可能です。また、今後のアップデートでスイッチングした映像の録画が可能になるそうです。
「LiveWedge」はInterBee 2013で開発中の試作版が展示されていて、当時取材をしていました。その時は2014年1月の発売を目指しているとの話だったのですが、ようやく発売になるようです。
なお、当初予定していたHDCP、MHLは非対応となり、映像出力はプログレッシブのみとなるそうで、Androidアプリは追って提供とのことです。
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