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Mac向けテキストエディタアプリ「CotEditor 3.2.0」リリース ― 多くの新機能の追加と改良を実施

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Menehiko IMANISHIは、多くの新機能と改良を実施したMac向け定番テキストエディタアプリ「CotEditor 3.2.0」をApp Storeでリリースしています。

CotEditor 3.2.0の新機能・改良点・修正点

今回の「CotEditor 3.2.0」では、新機能、改良点、修正点が以下のように多岐にわたっていますね。

なお、アップデートはMac App Storeの「アップデート」タブから可能で、まだ使っていない人は無料でダウンロードすることができます。

新機能

  • ファイルドロップ機能を改良
    • 特定のシンタックスに対してのみの設定が可能に
    • 設定に説明欄を追加
    • 設定の挿入文字列欄の変数をカプセル型に装飾
    • デフォルト設定を更新
  • スニペットキーバインドで文字列挿入後のカーソル位置が設定できるように
  • 「テキスト」メニューに「選択部分を囲む」アクションを追加
  • 任意のメッセージをコンソールに表示できる新しい AppleScript/JXA コマンド write to console を追加
  • Fortran シンタックス定義を追加

改良

  • ファイルオープン時にシンタックスが特定できなかったときは、デフォルトシンタックスではなく「なし」になるように変更
  • サイズの大きい書類で「すべて置換」をしたときの処理時間を大幅に改善
  • CotEdior が最前のアプリケーションでないときにもコンソールパネルを隠さないように変更
  • サイズの大きい書類でのシンタックスハイライト解析時間を改善
  • サイズの大きい書類のウインドウクローズ処理を改善
  • 半透明ビューでのサイズの大きい書類の描画時間を改善(不透明ビューと同等ではないが以前よりも改善)
  • 「すべてのテーマ/スタイルを再読み込み」という隠しメニュー項目を環境設定のそれぞれのアクションメニューに追加(Option キーで表示されます)
  • タッチバーからボタンをタッチしたまま1ストロークで文字サイズを変更できるように改良
  • 半透明ビューでの不可視文字の描画を改善
  • 選択範囲が複数あるときの自動カッコ挿入処理を改善
  • カスタム設定の名称が既存の設定名と重複した際の命名ルールを改善
  • 閉じ引用符を自動で挿入する条件を改良
  • Ruby シンタックススタイルを更新
  • MATLAB シンタックススタイルを更新
  • 重要度の低かった「一般」環境設定の「コンテキストメニューのスクリプトメニューを展開」を削除
  • ドイツ語ローカライズを更新
  • ほか、微細な改良と修正

修正

  • 多数の書類をタブで一度に開こうとしたときにアプリケーションがハングする不具合を修正
  • 「すべて置換」後に選択範囲がずれた不具合を修正
  • シンタックスが手動で変更されその後他のプロセスによりファイルが更新されたとき、シンタックスが元に戻ってしまった不具合を修正
  • ステータスバーの更新が止まってしまうことがあった不具合を修正
  • 「一般」環境設定でオートセーブ設定を変更した時に現れるダイアログの「キャンセル」ボタンが、実際には変更をキャンセルしていなかった不具合を修正
  • 「表示」環境設定でテーマの作者が表示されていなかった不具合を修正
  • ウインドウサイズ設定ウインドウの幅と高さが逆になっていた不具合を修正
  • 現在の行のハイライトが不要にチカチカすることがあった不具合を修正
  • 対応するカッコのハイライト時にアプリケーションがクラッシュする可能性があった潜在的な不具合を修正
  • いくつかのメモリリークを修正

CotEditor
掲載時の価格:無料 (最新価格はStoreで確認してください)
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