Appleも含めた3社で事業会社を運営を目指す
Foxconnはシャープが分社化する液晶事業会社の株式の過半数を取得し、さらにシャープの液晶パネルの大口顧客であるAppleにも出資を求め、3社で事業会社を運営したい考えだとしています。
シャープは官民ファンドの産業革新機構との提携交渉も続けつつ、Foxconnの売却などを含めた交渉を進める見通しで、シャープとしては、Foxconnの提案は不振の液晶事業で収益悪化リスクを抑えながら継続的に関われるメリットがあるとしています。
Appleがこの提案にどういった反応をするかについてはわかりませんが、iPhone向けなどに安定したディスプレイの供給は常に望んでいることなので、十分に出資をする可能性はあるのではないでしょうか。
シャープがどういった判断をするかはしばらく注目しておきたいところですね。