Apple Musicニュース・最新情報

アメリカでは「Apple Music」の収益のうちレーベルなどの取り分は71.5%になる模様

投稿時間2015.06.16
Applemusicimg

re/codeは、AppleのiTunes Content担当ヴァイスプレジデントのRobert Kondrk氏が、「Apple Music」の収益について、レーベルなどに71.5%支払うことになると述べたと伝えています。

無料期間中はレーベルなどには支払われない

アメリカ以外ではこの分配比率は変動するようですが、平均すると約73%ほどが支払われるようになるそうです。ただ、3ヶ月間ある無料試用期間中については、レーベル側などに支払いはされないそうです。

Spotifyなどのミュージックストリーミングサービスがレーベル側などに支払うロイヤリティの業界標準は約70%だそうで、Appleは数%多く支払うことになっているが、これは無料試用期間が3ヶ月になっていることを考慮しているそうです。

アーティストの取り分はレーベルなどとの契約次第

Appleから支払われるロイヤリティについてレーベルや出版社などに支払われるもので、アーティスト側の取り分とは違っているそうで、アーティストの取り分についてはレーベルなどとの個別の契約次第だそうです。

アメリカでは71.5%と細かい数字が明らかになりましたが、世界的な平均は73%ということだそうなので、日本でも70%以上になるということのようですね。

なお、「Apple Music」は6月30日からスタートする予定となっています。