過熱問題などで発売が遅れている!?
「AirPower」については、充電器が過熱しないようにすることにすることが課題の一つとなっているそうです。
また、「AirPower」にはiOSの下位バージョンを実行するカスタムチップを搭載していて、デバイスを置いた時に電力管理とペアリングを行うため、回路が非常に複雑になっているそうで、Appleのエンジニアは搭載されているファームウェアのバグを見つけようと努力をしているそうです。
ただ、すでにAppleのエンジニアの中にはオフィスの充電器としてテストしている人もいるとのことで、問題解決にむけて動いているようです。
なお、「AirPower」を開発するにあたりAppleのデザイナーは最終的にiPhone Xから外部ポートやボタンをなくすことを考えていたそうで、「iPhone X」の開発中にも取り組んだようですが、ワイヤレスではまだ充電速度が遅いため実現はできなかったそうです。
「AirPower」は3月にも発売という情報があったものの、その後音沙汰がなくなってしまったので、製造上の問題があるのではないかと疑われていましたが、やはり熱の問題などがあるようですね。
9月発売となると発表から1年ということになりますが、新型「iPhone」などと一緒に発売ということになるのかもしれませんね。
(via 9to5Mac)