Apple

「AirPods」の出荷遅延の理由は2つのイヤーピースとのBluetooth接続によるパフォーマンスの問題!?

Airpods

WSJは、Appleのワイヤレスイヤホン「AirPods」の出荷が遅れている理由について、開発に精通している人物が、両方のイヤピースがBluetooth信号を受け取るという他社とは違う接続方法により、解決しなければならない問題があると伝えています。

Bluetoothの接続に関する問題?

他のほとんどのメーカーのワイヤレスヘッドフォンは、片方のイヤホン部分にBluetoothの信号を受信し、そこからもう片方のイヤホンに信号を送信するように設計されているが、「AirPods」の場合は、イヤーピースそれぞれに独立して信号を受信する必要があり、その上で歪みを避けるために同時にオーディオを受信しなくてはならないが、そこに問題があるようです。

さらに、片方のイヤーピースを無くしてしまった場合やバッテリーがないときに起こる問題も解決しなければならないと述べているそうです。

ただ、これについてThe LoopのJim Dalrymple氏は、ここ2〜3ヶ月「AirPods」を使っているが、いくつか非常に小さな問題はあったものの大きな問題ではないと述べていて、きっとこれはよく売れるだろうと語っています。

AirPods」については、当初10月下旬に発売を予定していましたが、具体的な説明ではなく「準備が整っていない」という理由で発売を延期していました。

そんな中、先日の情報では、Tim Cook氏がユーザーからの問い合わせに対して今後数週間のうちに出荷を開始する予定であることを明らかにしていますので、これらの問題があったにしても解決に向かっているということなのかもしれません。

(via 9to5Mac