TSMCの生産歩留まりがサムスンより上回っていることをAppleが評価していて、6月からの量産にゴーサインが出たようだとしています。
TSMCでは「A9」プロセッサを16nm(ナノメートル)FinFET+プロセスで生産、規模は単月2万枚強になるそうです。
TSMCとサムスンはもう昨年から「A9」プロセッサの受注を争っていて、先月にもTSMCが「A9」プロセッサを6月から出荷するとの情報もありましたが、最終的にサムスンではなくAppleはTSMCを選んだということでしょうか。
なお、「A9」プロセッサはFinFET+プロセスで生産されるプロセッサは初めてで、「A8」プロセッサのミニチュア版であるため、大幅に消費電力を削減できるなど色々メリットが多いようです。