これは、サムスンの14nmプロセスよりもTSMCの16nmプロセスのほうが生産効率が優れていると判断したからだそうで、これを受けてTSMCは2015年6月にも「A9」プロセッサを出荷開始する見込みだそうです。
また、TSMCは10nmプロセスのプロセッサ開発のためにパイロット生産ラインを6月に設置するそうで、これはAppleの「A10」プロセッサの受注のための動きのようです。
サプライヤーもそろそろ本格稼働か
例年通りとなれば9月には次期「iPhone」が発表・発売ということになると思いますが、そこから逆算していくとそろそろサプライヤーの動きが活発化して、最終組立に向けて動き出すという頃かもしれませんね。
そんな中「A9」プロセッサの受注競争はサムスンとTSMCがかなり争っているようで、今までも色々な情報が飛び交っていました。今回の情報ではTSMCがより多くの受注を得るということですが、生産効率はAppleもかなり重要視しそうなので、その辺が大きなアドバンテージになっているのかもしれません。