この新工場は2016年の稼働を計画していて、Appleは2,000億円超とみられる総投資額の多くをAppleが負担する枠組みで調整をしていて、パネルはApple優先供給とするが、専用工場にしない方針とのことです。
この報道についてITMediaによると、ジャパンディスプレイは以下の様なコメントを出しています。
本日、日刊工業新聞の報道で当社の工場新設について言及されていますが、報道された内容は当社から発表したものではありません。工場建設を含めた事業競争力の強化に向けては様々な検討を行っておりますが、現時点で決定した事実はありません。
あくまでジャパンディスプレイ側は、現段階で何も決まっていないというコメントですが、少なくてもAppleとの接触はあるような感じがしますね。ちなみにAppleは鴻海(ホンハイ)グループとも交渉しているようです。
Appleは先日の報道でシャープの亀山第1工場との専属契約を見直す方向と報じられていたので、安定した供給を確保するためにジャパンディスプレイの工場に多くの投資をするのかもしれません。