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新しい「iPad」がLTEをサポートしたことで、世界的なLTE搭載のスマートフォンの販売を押し上げる

投稿時間2012.03.12
DIGITIMESは、台湾メーカーの情報として、Appleが先日発表した新しい「iPad」がLTEをサポートした事で、2012年下半期に発表されると見られる「iPhone」の新バージョンにも同様にLETをサポートする可能性があるとしていて、他のメーカーもフラッグシップモデルにLTEをサポートする事が予想されると伝えています。

Iphone4s icon Thenewipad

これらの影響からLTEがサポートされたスマートフォンは、2012年には当初2500〜3000万台の出荷が予想されていたが、4000〜4500万台に押し上げられる可能性があるとしています。

しかし、他の地域では異なる周波数帯域を採用しているので、新しい「iPad」は、北米のみでしかLTEネットワークをサポートしていないという問題があるとしています。

現在LTEは、700MHzと2100MHzが北米で、800MHzと2600MHzが西ヨーロッパ、中東、アフリカで、800MHz、1800MHz、2300Mz、2600MHzが東ヨーロッパで、1800MHz、2100MHzがアジア太平洋地域で使用されているとしています。

世界中でLTEを使っている周波数帯がかなり違うようなので、これをすべて対応するというのはなかなか簡単ではなさそうですね。ただ、記事にもあるように新しい「iPad」からLTEをサポートした事から、Appleが次期「iPhone」でLTEをサポートする可能性は極めて高そうです。その時に北米以外でサポートされる国が出てくるのかが注目ですね。もちろん日本でサポートされるかが一番気になります!