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「iPhone 6」向けの液晶の生産が一時停止していた!?

投稿時間2014.08.23
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ロイターは、Appleの「iPhone 6」について、搭載する液晶の生産が一時停止していたことがわかったと伝えています。

この要因として、バックライトの明るさを高める輝度向上フィルム(BEF)はこれまで2枚を使用していたが、「iPhone 6」では、薄型化のため、このフイルムを1枚に減らす仕様で設計したが、実際のバックライトの量産が難航し設計をはじめからやり直したとのこと。

8月の段階では、新設計によるバックライトの量産が順調に立ち上がり、液晶の後半工程の製造は回復しているそうで、今回の遅れが発売時期や販売量に与える影響は不透明だとしています。

なお、4.7インチ「iPhone 6」の液晶の生産は、ジャパンディスプレイとLGディスプレー、シャープが生産し、5.5インチモデルはジャパンディスプレイとLGディスプレーが生産しているとのことです。

すでに生産は順調に戻っていることから影響は限定的?

「iPhone 6」についてはひとつ薄型化というのはポイントになりそうですが、そのためにかなり液晶メーカーが苦戦を強いられていたようですね。ただ、すでに生産が戻っていることを考えると影響は限定的になるのではないでしょうか。