KGI SecuritiesのアナリストMichael Liu氏は2015年下期にAppleとQualcomm向けの14nmのスマホ用半導体生産が始まるが、それをTSMCではなくサムスンが手がける可能性があるとしています。
また、台湾紙の経済日報は、サムスンがQualcommから受注しているとも伝えているそうです。
先日の記事では、AppleのA8チップならびに2015年に向けてより高度なチップを作るための共同で開発する事に同意したとの情報がありましたが、今回の情報は2015年からサムスンが受注するということのようです。
Appleがまたサムスンから発注するかどうかについては、特許紛争をかかえていることから疑問視する声もあるかもしれませんが、Appleはこの辺は非常にドライなので、価格が安く品質、量産体制などに問題がなければまたサムスンに発注することは十分にあると思います。
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