「Healthbook」アプリは、「Passbook」と同様にカード型のユーザーインターフェイスになっていて、心拍数、血圧など様々なデータを見れるようになっているとのことです。
「Activity」「Weight」「Nutrition」セクションでは、フィットネスのトラッキングに特化していて、「Activity」はすでにApp Storeででリリースされているフィットネスアプリに似ていて、「Weight」セクションでは身長・体重の情報をもとにBMIや体脂肪率などを計測できるとのこと。
また、心拍数や血圧のモニタリング、さらには酸素飽和度や血糖値などのデータをトラッキングするセクションもあるそうですが、特に血液関係のセクションについてはまだ機能は不明な点が多いようです。
他にも水分補給や呼吸数の測定、睡眠サイクルのトラッキング機能もあるとしています。
「Healthbook」アプリには、フィットネスなどのトラッキングの他に、「Emergency Card」があり、ユーザーの名前、誕生日、投薬情報、体重、血液型、臓器提供の状態などを記録できるところがあり、緊急時にこれを医療スタッフがみることで適切な治療を受けられるようになるようです。
また、この「Emergency Card」には緊急連絡先も追加することができ、万が一の場合、家族などに連絡が出来るように、iPhoneのロック画面からアクセス可能になるのではないかとしています。
なお、「Healthbook」アプリにどのようにデータを送信するかはまだ不明で、iPhone本体やサードパーティ製のアプリ、デバイスなどが考えられ、将来的には「iWatch」のようなウェアラブルデバイスからデータを供給することになるではないかとしています。
この「Healthbook」アプリは、「iOS 8」の新機能としてテストされているが、場合によってはキャンセル可能性もあり、「iOS 8」と同時に導入されないかもしれないとしています。