大槻氏は、まず「iPhone 5S」について、KGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏の予測を引用しつつ、台湾で新機種の情報を収集した限りでは、指紋センサーを除いて他に目新しい機能はなさそうだとしています。
それに続き「iPhone 5C」の価格設定について、450~550ドル前後になるとみているとしていて、現行の「iPhone 4S」とほぼ同じ水準となり、2年契約の補助金を込みで、130ドルくらいになることが多そうだとして、あまり安くならないとみているようです。
これらのことから、台湾のアナリストなどは、「多くの人が現行のiPhone 5でアップル神話の“終わりの始まり”を予感した」「iPhone 5Cと、同月下旬に発売されるiPhone 5Sで、その予感は確信に変わるだろう」という発言が次々と飛び出しているそうです。
また、Appleが2014年第1四半期に「iPad mini」の廉価版の発売する計画を持っているとしています。
「iPhone 5C」については、確かに価格については注目が集まるところだと思いますが、450~550ドルという価格設定になるかは微妙な気がします。今までも噂で価格の話しが出てきていますが、350〜400ドルぐらいというところが一つのラインではないでしょうか。
今まで廉価版という表現から新興市場向けというイメージが強い「iPhone 5C」ですが、日本やアメリカなどを含む先進国でもカジュアルにもてるiPhoneということで新たな市場を開拓する可能性があると思います。
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