Appleは、2011年にUDIDを使っているアプリを拒否しはじめ、それに変わる技術としてCookieを使うデベロッパーが増えていたそうです。
モバイルアプリのマーケティング企業Fiksuの事業開発担当VP Craig Palli氏によると、Appleがクッキーを利用しているアプリケーションを拒絶するという話を、数週間前から聞いているが実際にどれだけのアプリに被害が出るのかはわからないとしています。
Appleの狙いとしては、デベロッパたちが今後、同社独自のAd Identifier(追跡型広告)技術を使っていくことではないかとPalli氏は語っているそうです。
なお、このAd Identifier(追跡型広告)の部分には、"将来的には、すべてのAppがAdvertising Identifierを使用を義務づけられることになります。”と書かれています。
どういった形でデベロッパーがユーザーの情報を入手するかどうかというところがポイントとなりそうですが、Appleとしては、Ad Identifier(追跡型広告)に集約させていきたいという気持ちはあるようです。
ただ、実際まだUDIDを使ったアプリも存在しているそうなので、一気に多くのアプリがリジェクトされるようなことは起こらないのかもしれません。
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