Appleからは年間約2億個のチップを生産を求められると推定されていて、TSMCはそのために、従業員の増員など巨大な需要を満たすための準備が必要になるとしています。
TSMCは、Altera、Qualcomm、Nvidiaなどに最先端のプロセッサを提供していることから、Appleの要求に応えることは可能としながらも、既存の主要な顧客も怒らせたくないと考えているようだとしています。
なお、現在のiPhoneやiPadに搭載されているチップはサムスンがすべて生産しています。
TSMCにとって、Appleの需要を満たすには設備の増強なども必要になり、他の取引先との兼ね合いも出てくるという懸念もあるようです。
ただ、Appleはサムスンから部品依存というのを減らす方向という流れのようなので、交渉次第とはなりそうですがTSMCが次期iOSのチップを生産する可能性は十分に考えられると思われます。
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Appleの次期iOSデバイスのチップはTSMCが生産か!?
DIGITIMESは、業界の観測筋によると、2013年にAppleの次期iOSデバイスのチップをTaiwan Semiconductor Manufacturing Company (TSMC) が生産する可能性が高いと伝えています。