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Apple、サムスンなどに対して「iOS」関連特許のライセンス供与を提案していた!?

投稿時間2011.12.06
Cent Japanによると、Appleが、「iOS」に関する少なくても主要な特許1件をNokia、IBMにライセンスを提供していて、さらにサムスンにもライセンス供与しようと提案していたと伝えています。

これは先日このブログでも取り上げた、アメリカでAppleがサムスンに対して、スマートフォンやタブレットの販売仮差し止め命令の請求を棄却した裁判の判決文の中に、この情報を裏付ける内容が含まれているとしています。

その部分は黒く塗りつぶされていたそうですが、その下に隠された文章をThe Vergaが入手したそうです。
同判決文は、「(省略)特許保有者が以前に、同特許のライセンスを供与することにしたという事実は、合理的な使用料を支払えば侵害が補償されることを示唆する可能性がある(省略)」とした以前の訴訟を取り上げ、サムスン側に有利な情報としてライセンスに関するこの情報を示している。
この訴訟でAppleは、以前にライセンス供与をしようとした「スクロールバック」という機能に関する特許を、サムスンが侵害していると主張しているそうです。

このライセンス供与の話は2010年11月に決裂したようですが、どちら側の反対で決裂したか分からないそうで、現在2社で和解に向けた話し合いが進められているかどうかも明らかではないそうです。


やはりAppleとサムスンは水面下でいろいろ交渉を行なっていたんですね。ただそれも不調に終わってるみたいなので、この先もまだまだ法廷における戦いが続いていくとこになりそうです。


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