まず、Retinaディスプレイの解像度は、ほぼ確実に2,560×1,600ピクセルになるとしていて、確かにMacBook Airに搭載されている「Intel 4000」シリーズのチップは多くの画素数を動かせるがこれはいい方法ではないとしています。
2,560×1,600ピクセルを動かすにはやはりディスクリートGPUが必要で、そのためにマザーボードには余分な空きが必要となり、さらにモバイル利用のことを考えるとバッテリーパワーも必要だとしていて、これはMacBook AirよりProの方が多くのスペースを確保できるとしています。
バッテリーについては、「新しいiPad」でも分かるように、RetinaディスプレイのためにLEDを使うと通常よりも多くの電力が必要なので、バッテリーは大きくなるとしています。
次にCPUは、現行のMacBook AirではBTOモデルで最高「2.0GHzクアッドコアIntel Core i7」だが、MacBook Proでは、「2.7GHzクアッドコアIntel Core i7」となっていて、このモデルを使う場合はマシンの底部に大きなヒートシンクとファンが必要になるとしています。
また、メモリについてもマザーボードのスペースから、MacBook Proには16GBが搭載できるとして、これも差別化要因だとしています。
このことからMacBook ProでRetinaモデルを構築する理由は、スペースの問題であるとしています。
また、15インチ版がリリースされた時に13インチ版は熱とバッテリー寿命に問題あると聞いていて、その問題を取り除くためにAppleは数ヶ月を要していて、MacBook Airのスペースでは"Proレベル"のマシンを作成するには内部に十分なスペースが足りないとしています。
なお、注意したいのが、13インチ版はRetinaモデルの解像度は2,560×1,600ピクセルですが、使用可能なデスクトップスペースは1,280×800になるとしていて、これは15インチ版が1,400×900がデフォルトの解像度になっていることと同様だとしています。
やはりRetinaディスプレイを搭載するには、それなりのパワーやバッテリーが必要となるため、MacBook Airのあの薄さでは必要な空間が確保できないということのようです。
噂によれば「iPad mini」と同じく10月23日のスペシャルイベントで発表されるとのととですが、個人的にも非常に楽しみです。さすがに買えないと思いますが…。
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