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Apple、正式に「iOS 14.4」と「watchOS 7.3」から「心電図」アプリが日本で利用可能になることを発表

Appleは1月22日、「iOS 14.4」と「watchOS 7.3」のリリースにより、「心電図」アプリが日本で利用可能になることを発表しています。

「心電図」アプリ

「心電図」アプリはApple Watch Series 4、5、6で利用可能になり、この機能によって初めて消費者向け製品として、ユーザーが手首の上で心電図を記録することを可能にし、自分の心臓の健康について知りたいと思った時に心拍リズムを記録、重要な情報を医師に共有できるようになるそうです。

Apple watch alerts heartrate atrialfibrillation longlook

「心電図」アプリは、Apple Watch Series 4、5、6の裏蓋にあるクリスタルとDigital Crownに組み込まれている電極が、心電図アプリケーションと連係して第Ⅰ誘導心電図に類似した心電図を記録することを可能にしています。

すべての記録、記録の分類、注意が必要な症状は、iPhoneのヘルスケアアプリケーションに安全に保存され、結果のPDFを医師と共有することができます。

不規則な心拍の通知機能

Apple watch ecg measuring 012019

また、Apple Watch Series 3以降で利用できる「不規則な心拍の通知」機能は、バックグラウンドで心拍リズムを時折チェックし、心房細動(AFib)の兆候がある不規則な心拍リズムを特定した場合に通知をします。

「不規則な心拍の通知」機能は、Apple Watch Series 3以降に内蔵されている光学式心拍センサーを利用して、不規則な心拍の通知機能は、心房細動(AFib)の兆候がないか、バックグラウンドでユーザーの心拍リズムを時折チェックします。

最低65分以上の時間をかけて5回の心拍リズムのチェックを行い、不規則な心拍リズムが検出されるとユーザーに通知します。

なお、「心電図」アプリおよび「不規則な心拍の通知」機能は、日本において、それぞれ管理医療機器(家庭用心電計プログラム)および管理医療機器(家庭用心拍数モニタプログラム)として厚生労働大臣から承認を受けています。

Apple Watchに心電図アプリケーションと不規則な心拍の通知機能が登場