今回は、元々私がriyaさんと友達だったことがきっかけで、スタジオ見学をさせてもらうことになったのですが、ちょっとお願いして取材もさせてもらいました。
まず気になる制作する時に使っているMacですが、「Mac Pro(Early 2008)」でした。スペックは以下の通り。
・CPU:2 × 2.8GHz Quad-Core Intel Xeon
・メモリ:18GB 800MHz DDR2 FB-DIMM
・グラフィッボード:ATI Radeon HD 2600 XT 256MB
・OS:Mac OS X Lion 10.7.4
菊地さんが楽曲制作に使ってるアプリは「Logic Pro」だそうで、元々はWindows版を使っていたそうですが、AppleにLogicを扱うEmagicが買収されて以降はMacユーザーとなったそうです。ただ、今後はすべてを「ProTools」でやろうか悩み中とのことでした。
一方、riyaさんは、かなり古くからのMacユーザー。以前まで楽曲制作を「Vision」でおこなってたそうです。(Visionとは、Mac OS 9時代まであったシーケンサーソフトです。懐かしいですね〜)自宅には初代「Mac mini」があるそうです。
さらに、2人共「iPhone」ユーザー!他にもスタジオには「MacBook Pro」「MacBook Air」「iPad」もあり、Apple製品だらけでしたね。
機材も実にいろいろなものがありました。中でもこの写真の一番上のものは、米軍仕様のモノラルコンプらしく、様々な環境でも使えるような、見た目からも耐久性が感じられる逸品です。
コントロールブースだけでもいろいろな機材がありますね〜。この辺のセッティングなどはすべてeufonius仕様となっているそうです。スピーカーなども色々なレンタルして聴き比べをして決定したそうです。
録音ブースにはこんな高そうなマイクが!これも色々なものを試した結果これに落ち着いたそうで、かなり高額のもののようですが、菊池さん曰く「一生ものだから」と思って買ったそうです。
ブースの一角には小さなピアノもありました。riyaさんが弾くこともあるそうな。かわいらしいサイズですね。
この録音ブースはかなり広くて、弦楽器もドラムも録音が可能ということで、eufoniusすべてのレコーディングをここで完結できるようになっているそうです。ちょうど訪問する前にもレコーディングをしていたそうで、グロッケンが置いてありました。
ブースはもちろん完全防音となっていますが、このようにガラス張りになってるのが特徴的ですね。一般のスタジオというと、地下で窓もなく閉鎖された空間になりがちですが、このスタジオは圧迫感もなく非常に居心地がいい環境になっていました。
菊池さんがいろいろな曲を聴かせてくれました。
一通りスタジオを取材させてもらったあとは、菊池さんが焼き鳥を焼いてくれて酒盛りが始まりました(笑)。お酒を飲みながら、先日行われたワンマンライブの話(ライブにも招待してもらいました)、ここでは書けない裏話など、気づけば朝までがっつり飲んでしまいました(苦笑)。
最初は見学だけの予定を、突然取材にさせてもらったのにも関わらず、快く引き受けてくれたeufoniusのお二人には本当に感謝です。ありがとうございました!
先日のワンマンライブでも発表されていましたが、2012年7月から放送が始まるアニメ「ココロコネクト」のオープニングテーマをeufoniusさんが担当するそうです。是非皆さん見てください!
・eufoniusオフィシャルサイト
Apple
Appleユーザーでもあるeufoniusのスタジオに潜入取材!
先日、eufoniusさんのスタジオに潜入取材してきました。eufoniusさんとは、菊地創さん(@kiku_eufonius)とriyaさん(@riya_eufonius)からなる音楽ユニットで、2004年にメジャーデビューを果たし、先日初のワンマンライブも成功させるなど、現在活躍中のアーティストさんです。